FF10 キマリの育成方針オススメ理論

FF10
記事内に広告が含まれています。

キマリは通さない

というセリフで有名なキマリですがFF10において一番育成に迷うし迷った結果弱いとか言われてしまいがちなキャラでもあります。

今回はそのキマリの育成法をいろいろ迷った結果導き出したものがありますのでそれを書き記しておこうかと思います。
今回はキマリの育成について一点集中で通していきます。
(説明上物語に触れる点もあるのでネタバレ注意でお願いします)

育成について早く知りたい方はキマリの育成指南まで読み飛ばしていただいても結構です。

まずキマリとは

ユウナのガードの一人でロンゾ族の青年
寡黙だがユウナや仲間を守るために強い志を持った戦士

キマリの戦闘面での能力

敵からHPやMPを吸収しキマリだけはその敵の技も覚えることができる竜剣や、オーバードライブ技として覚えた敵の技が使えるといった能力がキマリの基本的な特徴となります。

キマリの育成が迷われる理由

FF10ではスフィア盤というレベルを上げて盤面をすすみながらステータスアップや術技の習得をするというシステムが育成に組み込まれており、基本的には全員各々のルートがあり個性に合った育成ルートが組まれています。

しかしキマリだけは独自のルートがなく盤面の中心から好きな方向に進んでいくという特殊なキャラとなっていて、これが育成の幅広さという特徴にもなる反面育成を迷わせる一番の難点にもなっています。

  • 迷ったままで進めると…

必然的に他のキャラのルートを後ろから追うことになり、元よりルート向きの性能だったキャラに性能を上乗せしていくように設計されているスフィア盤のシステムがキマリには悪く作用します。

その結果本来通るキャラよりも得られる恩恵が少し低く、劣化〇〇扱いとなりがちで結果ベンチを温める事にもなってしまうのかなと思います。

ここからは実際に育成についての情報をまとめていきます。

キマリの育成指南(前半)

大まかに訪れる場所の時期ごとに分けながらまとめていきます。

  • 加入時~ルカまで

ここまではまだ唯一の貫通持ちというアイデンティティがあり特に意識しなくても活躍してくれる区間ではあります。

しいて言えばスタート地点から近いライブラの習得をしておく程度でOKです。
むやみに動くとレベルの無駄なのであまりウロウロしすぎないほうがいいです。

  • ミヘン街道~マカラーニャ辺りまで

ここから貫通持ち&高火力のアーロンが加入しキマリでなければという状況が減っていきます。
ここでパーティの役割についていったん整理してみます。
個人的なまとめですが何人いても困らない役割の優先順位を定めたものがこちらです。

  1. 盗む・使うの特殊アイテム担当
  2. 回復・補助の白魔法担当
  3. 届かない相手への遠隔攻撃担当(ワッカ・黒魔法)
  4. 黒魔法による魔法に弱い敵の対処
  5. 空中の敵担当
  6. 貫通で殴るかたい敵担当
  7. 素早い敵担当

下の3つに関しては実質ほぼ同位の優先順位ですし、ティーダ・アーロン・ワッカの各々が対応する特性の敵が仮に2体出てきたとしても、一人が最高2回攻撃すれば十分賄えるのでわざわざキマリに任せなくても大丈夫かと思います。

そうなってくると残りの上の4役なのですが特におすすめなのが盗むと使う役です。

理由を簡単に整理しますと

①時期的にこの辺りからリュックルートに入れるようになる

スフィア盤にはキースフィアというレベルに応じたアイテムを消費しないと通れない場所があります。

キマリの位置からいくつかのキャラルートに入るにはLv.1のキースフィアが必要なのですが、ちょうど入手できるようになるのがこのミヘン街道であり、リュックのルートに入るのにも2つ必要になるのでここでキマリのために使うのがオススメとなっています。

②盗む・使うは何人使えても困らない

FF10の盗むは100%→50%→25%→…と一度成功するたびに成功率が半減していくシステムなので、極論運さえあればいくらでも同じ敵からアイテムを盗み続けることができます。

盗むを使えるキャラは何人いても困らないし補助効果のアイテムなどが豊富な使う専用の特殊アイテムも使えるキャラが何人いても困りません。

キマリに経験値を振りたいけど防御くらいしか選択肢がないとなる場合があったとしても、盗む・使うのおかげで無駄な行動なくアイテムまで盗めるラッキーチャンスに転じてくれます。

③キマリしか盗めないアイテムがある

キマリは終盤近くのガガゼト山のイベント戦で一人で戦うことがありその際にはリュックももちろん参戦できず盗むことができません。

しかしキマリが盗むを覚えていればその敵たちから非常に便利なLv.3のキースフィアを盗むことができます。
(粘れば10個くらいはいけると思います)

④リュックのルートの序盤の特徴で得られる恩恵が強力

リュックは物語上最序盤に一度出てきてからしばらくして加入することもあり、他のメンバーとの体力的格差を埋めるためかHPマスが盗む・使うの配置されている区画に大量に配置されています。

数マス寄り道するだけでも600~800さらに足を延ばせば1000以上のHPを上げられるため、キマリがここのステータスアップを取得することで抜群に耐久力が上乗せできます。

と他に行くにしても盗むを覚えに行くメリットがとても多いのでとりあえず最初はリュックのルートに行くことをオススメします。
そしてHPも多めに上乗せできるので耐久面でも安定しますので…

しかしここから先は上位のロックがあったりまだ長距離移動のスフィアがないためルートの幅が一気に狭まってしまうため、次のレベルのキースフィアが入手できるまでは一旦レベルも溜めたままにして待機するのがベストかなと思います。

正直ここまでだと盗む・使うだけでも十二分におつりがくる役割の重要さだと思います。
(強行突破で移動して別ルートに行きたいのを止めはしませんが…)

キマリの育成指南(後半)

  • マカラーニャ~ナギ平原辺り

この辺りからLv.2キースフィアが入手できるようになるので筆者は盗む・使う隣のロックからユウナのルートの中盤に進むことをオススメしています。

こちらもいくつかの理由がございます。

①移動がスムーズ

飛んで移動するスフィアもありますがまだそこまで入手できていないと思いますし、レベルも無駄にしたくないのですぐ隣から入れるユウナルートはうってつけとなっております。

②優先度の高い役割を複数こなせるようになる

この辺りからユウナが不在になったりすることもあり白魔法担当の重要性がより増してくることや、何より回復などに関しても何人いても困らないのでこれもキマリがこなせるとこの場に限らず後々も戦術に幅が広がります。

③魔力がゴリゴリ上がる

ユウナルートの特徴として魔力が高く上がるマスが多く今後黒魔法も覚えさせることを視野に入れると非常にそこが強みになります。

またジョゼ寺院で通行人から魔法攻撃が大きく上がるキマリの武器が貰えることもあり、個人的にはキマリは魔法系の育成があっていると思っております。

④ユウナにもキマリが得てきた恩恵を

ここのロックを解くことでユウナもリュックのエリアに入ることができHPの底上げや盗む・使うの習得などをさせることができ、盗み担当が3枚になり敵からのアイテム収集が格段にラクになります。

⑤竜剣と魔法の相性の良さ

魔法でMPが枯渇しても敵から吸えるのが強みで消費を気にせずバンバン魔法が使えます。

といった感じの理由がキマリ魔法キャラ育成論を掲げた理由となっております。

そしてここからは完全にお好みの育成になっていくのでいくつかの育成分岐を記していこうと思います。

Ⅰ.プロテス・ケアルラを覚えるためにユウナルートを遡る

白魔法でもかなり強力なプロテスを覚えるためにユウナルートを逆走していくルートです。
こちらは道中でシェル・リフレクも覚えられますし回復もケアルラで十分賄えるので個人的にはオススメです。

Ⅱ.リジェネ・ケアルガを覚えてホーリーを目指す

こちらはロックから真っすぐユウナルートの終点を目指す方針で、プロテスなどが覚えられませんが最強格の攻撃魔法ホーリーを覚えることができ、終盤の敵に対して強力な魔法攻撃が可能になります。

しかしケアルガだと回復量がやや過剰であったりプロテスを覚えられないのはいささかデメリットかなと思います。

Ⅲ.プロテスを覚えて引き返しホーリーを覚える

ケアルラまで遡る必要もなくなる分移動に少しだけ余裕も出て一番有益なルートではあるのですが…

この場合だとホーリーが終盤までに覚えられるか怪しくなってきます。
(実際筆者はこれを試し黒魔法まで手を出したためクリアまでにはホーリーは間に合いませんでした…)

幅広く白魔法が覚えられるので悪いルートではないのですけれどストーリー攻略との兼ね合いを考えると少々寄り道や無駄な往復が多すぎる印象です。

Ⅳ.ケアルラを覚えLv.3ロックからヘイスガやクイックトリック習得

こちらは魔法タイプの育成とは少し離れますが一応…
1番の理論で進んだ後にティーダルートの終点から逆走していくルートで、攻撃技の最強格クイックトリックやヘイスガ更には攻撃マスを大量に踏めるため、一気に物理・支援要員としての方向性が広がりそうですが…

やはり物理に関してはティーダ・アーロン・ワッカに任せれば十分事足りますし、ヘイスガに関しても移動系や他人の習得技を覚えれるスフィアなどで覚えればよいですし盗む・使うを覚えていれば特殊アイテムでヘイストも付与でき補充もできるのでそこまでオススメなルートではありません。

(ティーダルートの終点のロック解除用のキースフィアに関してはガガゼト山で大量に手に入るのでそこは良いのですが…)

  • ナギ平原以降

上のルートを進んだのちにクリアに向けての最終段階が始まる辺りです。

ここからは色々な進み具合もあるので一概には言えませんが通りたいルートなどについて簡単に説明を…

どう進むにしても強力な黒魔法の習得がオススメ

この辺りまでくると長距離移動のテレポスフィアや黒魔法スフィアなど遠くのマスのアビリティを覚えられるスフィアが手に入っていると思うので、ルールーがファイガ等のガ系の黒魔法習得エリアに差し掛かり次第、そこにアクセスして1つでも強力な黒魔法を覚えておくことをオススメします。
(出来れば現地に飛んで4属性すべて覚えると弱点が突けて最高ですが)

またワッカのドレイン辺りに飛んでロックを開けてフレアを覚えるという荒業もないこともないですが、弱点が突ける魅力があるので筆者は4属性を全て習得したほうがいいのではないかと思います。

ユウナルートを進んだ恩恵で下手をするとルールーよりも魔法火力が高くなります。
筆者もラスボスの最高火力の一つはキマリの黒魔法だった程です。

ここまでくると最初に書いた盗むと使う・白魔法・遠隔攻撃・黒魔法の4役をこなすことができどれも相当の高水準を誇ってくれるので万能の魔法要員としてキマリが輝きます。

あとはそのままルールーのエリアに残ってフレアや連続魔法修得に向かうもよし、ホーリーを覚えていなければ戻るもよしとここまで来てしまえばあとは本当にお好みになってきます。

これだけ強化すればキマリは通常攻略では活躍間違いなしだと思います。

  • クリア後

残念ながらクリア後はどうしても一部の壊れ性能の技や武器に恵まれなかったキマリには一線級の活躍の場がそこまで無くなってしまいます。

盗みや補助に関してはクリア後にも必要な機会は山ほどあると思うのでそこで役立ててあげてください。

要点のおさらいとまとめ

リュックエリアで盗むと使うを習得(HPも上げたければそちらも)
ユウナエリアで白魔法の習得(プロテスやケアル系)
ルールーエリアの黒魔法の習得(ガ系やフレアなど)
あとはお好みで

皆様のキマリの育成ルートについて考えていただくデータの一つとして参考にしていただければと思います。
いずれ物理型キマリの可能性を模索する日が来たら別の記事でまとめようかなとも思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました