最近だいぶ流通が増えてきたプロコン2ですが3か月ほど前にとうとう筆者も入手することができ絶賛使用中です。
そこでまだ購入していない方向けに旧型との違いや使っていての感じなどの違いをまとめながら紹介していこうと思います。
分かりにくくなりそうなので旧型と新型をプロコン1とプロコン2と表記します。
値段
まず気になるのはこちらですが公式価格では大体1万円をちょっと切る程度の値段で販売されているところがほとんどです。(ちなみに来年発売予定のバイオハザードモデルは約1万2000円です)
一応お知らせしておきますと通常モデルで1万を数千円とか超えているものはおおむね転売なので買わないようにしてくださいね。
通常モデルのプロコン1が7000円前後で買えることを考えるとやっぱり値段上がったなあと感じますね。
仕様の違い・接続関連
まずは接続とかについてまとめていこうと思います。
プロコン2に関してはSwitch2でしか使えません。
プロコン1に関しては双方で使用が可能です。
しかしプロコン1ですとゲームチャットの起動ボタンはもちろんありません。(ホーム画面からは起動可能です)
またこれが一番ネックなのですが・・・
プロコン1ではホームボタンによるスリープ解除ができません!
これがホントストレスなんですよね…
SNSでも言ってましたがゲームしよって思って席についてから電源が入っていないSwitch2に気が付き…

アアアアアアアアアアアア!!!
・・・ってなるのを10回くらいは繰り返しました。
(Joy-Con2を外して置いておけばよかったんですけど遠隔起動のためだけに外して置いておくのもなあと…)
現在はホームボタンを押すだけでSwitch2がピコピコ♪と起動音を出してくれるので快適でしょうがないですね。
また起動時の接続に関してもSwitch2になって改善された点の可能性もありますが、ホームボタンを押せばプロコン1よりもすぐにつながるようになった気がします。(1の時は何回か押さないと起動してくれない時も)
ゲームチャットに関してもチャットやおすそ分けをよく使うけどプロコン1ユーザーという方にはあったほうが便利かなと思います。(これもJoy-Con2で解決はしますが)
仕様の違い・コントローラー自体について
ここからはボタンなどのコントローラーそのものについての使用感をお伝えしていこうと思います。
購入直後に簡単にですが実物を撮影した写真があったので添えておきます。

質感
プロコン2はよりマット感の強い艶やかなザラっと質感になっておりシックな感じになっております。
握った感じもしっとりと手になじむ感じで個人的にはプロコン1よりも好きだなと感じています。
ボタンの押し具合
プロコン2のボタンですがまずはA・B・X・Yの丸ボタンに関しては前のものに比べてボタンの押し具合のぐらつき加減が少なくよりしっかりと押せる感触があるなと感じました。
正面から見るとこのような感じで今までは真反対のグリップ側についていたプレイヤーを表すランプがこちらに移動していてスティックの根元部分とLR系ボタンの部分が白くなったことが分かります。

L・R・ZL・ZRに関しても以前のものに比べてカチっと押し込める感覚が少し強くなっており固くなったから押しにくくなったというわけでは全くないけどちゃんと押せてる感触があるといった感じになっています。
そしてプロコン1では上下を入れてるのに左右が動くなど数々の誤爆を起こしてきて使うこと自体が怖かった十字キーでしたが…
2では修正されておりよほど押してる側と垂直のボタン方向に負荷をかけない限りは誤爆は少なくなったように感じています。
しかしオンライン加入特典のファミコンなどのレトロゲームを遊ぶとやはり十字キーによる繊細な操作は難しかったのですごくよくなってるとまでは言い難いかなとも思います。
そして+や-などのボタンも出っ張り加減が増えて押し込みやすくなりました。
平らでくぼんでいた頃も別に気にはなりませんでしたがこちらの方が指で探りながら押すときなどは分かりやすかったですね。
こちらは背面の画像です。
中央にはNintendoのロゴがあり握る部分の付け根辺りに新たなボタンが追加されております。

この背面ボタンGR・GLボタンですがコントローラーを握った際の中指や薬指がかかるグリップ部分の内側面についております。
ほぼでっぱりはなくマウスのクリックのような押し心地でカチカチと押すタイプの握りを邪魔しない設計のボタンでいつでもすぐに押せるのは便利でユーザーには嬉しい新要素ですね。
私はカービィディスカバリーのガチャを連打で回す際にAだけだと疲れるので背面ボタンも割り当てて効率化を図りました。
片手持ちでも押しやすいのでLスティック側の背面ボタンにAボタンなどを割り振ることでこういう作業をするなんかにもいいかなと思います。
スティックの感触
プロコン1はスティックを端まで倒すと軸がへりにぶつかって跡が残ったりカチカチと鳴ってうるさく感じることもありましたがプロコン2はカチカチせずに静かにスティックを弾くことができます。
エアライダーのようなスピンの際に頻繁にスティックを両側に弾く操作の多いソフトでも静かにプレイできるのは集中できてよいなと感じています。
強度に関してはまだ数か月程度しか使っていないのでデータが足りませんが今のところ壊れそうな脆さなどは感じず多少激し目に使っていてもしっかりとしているなと感じています。
重さ
ちょうど手元によくコーヒー豆の計量に使っている秤があったので重さをはかってみたところ
プロコン1 247g プロコン2 237g
という結果が出ました。
てっきり機能が増えてるから重くなっているとばかり思っていましたが軽くなっていたんですねえ・・・
充電の速度やバッテリーの持ち具合
公式が上げている情報だと双方バッテリーの持ちは40時間で充電に関してはプロコン1は6時間なところプロコン2は半分の3時間でフル充電出来るそうです。
実際筆者も試してみたところ電池が空の状態から2時間半程度で充電ランプが消えていたのを確認できたのでおそらくカタログスペック通りではないかと思います。
使用時間に関しては惰性で遊んでいるところもありきっちりと計測はしていませんが週5~6時間とか使っていてもひと月くらいは充電しないで済んでいるのでそこまで頻繁に電池切れが起きることはないかなと感じています。
バッテリーの持ちに関しては新旧どっちもそこまで違いはないかなと思います。
しかしプロコン2になってからバッテリーが少なくなってきましたの通知が出始めてからのバッテリー残量の粘りが短くなったような気がします。
(1の頃は5回とか出ても電池が切れなかったのに2になってからは3回も出たら終わりの印象です)
余談ですがわざわざ警告してくれても「まだいいでしょ?」と結構舐めてかかっちゃうことよくありますよね・・・(そしてプレイ中にプツンといって発狂までがセットのお約束)
結論
急いで買わなくてもいいけどTVモードによる使用が多くゲームチャットやスリープ解除などプロコン2がないと面倒な操作をプロコンでしたいと思う場合はおすすめかなと思います。
また背面ボタンが欲しいという方にも公式が好きにボタンをゲームごとに本体側で設定できる機能付きにしてくれたのでありがたく使いたいところですねえ。
コントローラーの性能自体は上がっている印象ですし使っていて手になじむのが本当にいいんですよねえ。
PS4のコントローラー以来のフィット感かもしれません。
ちなみにヘッドホンマイクジャックについては手元に使えるものがなく試せておりませんので割愛させていただきました。
最近はドンキーバナンザなどソフトとセットなどであればネットでも普通に売られてますし、単体の販売も店頭でもちょくちょく売っているのを見ることが増え今後は品薄も解消されそうな雰囲気がありますのでプロコン1にガタが来ていたりする方はぜひ使ってみてほしいですねえ。



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